脱毛症とともに

横浜中央クリニック

円形脱毛から全身脱毛へ

私の脱毛症は小学5年生から発症しました。

最初は円形の脱毛が一つだったのですが、あっという間に症状がひどくなり、隠せない状態になってしまいました。

ですから、周りの目から見てもハゲていた私は、残りの小学生生活はずっと「ハゲ!」「ハゲ!」とイジメを受けながら過ごしました。

小学生から中学生になろうとするとき、環境が変わるという安心感からか、円形脱毛症は1個か2個の状態まで回復しました。その状態を保ったまま、なんとか学生生活は過ごすことができました。

就職し結婚してしばらくは脱毛症は隠せる程度で過ごせていましたが、ストレスがかかった状態に陥ると脱毛症もひどくなる傾向になっていました。

そして、妊娠出産を機にまた症状は悪化し、ついには全身脱毛となりました。

一度全身脱毛になると、なかなか治らないと医師に言われたことがありますが、ありがたいことに約5年ほどかかって少しずつ回復してきました。


そして現在は・・・、

また症状は悪化し、ウイッグ生活を送っていますが、回復できるように楽しみながら頑張っています。

横浜中央クリニック

脱毛症になってからの心の状態


10歳くらいから脱毛症は常に私と一緒に存在し、症状が軽くなることはあっても完治することはありませんでした。

子供の頃からずっと、脱毛症を治したい、解放されたいと願ってきましたが、この病気が私から離れることはありませんでした。

多くの人は髪の毛があって当たり前だと思っています。

当たり前にあるはずのものが、私には無い

そう思うと本当に恥ずかしく、いつもコンプレックスを感じて生きていました。

自分に自信がありませんでした。

どうしたら脱毛が治るのか・・・毎日そればかり考えていました。

楽しい事があってもいつも頭の片隅に脱毛の不安がありました。

もっとひどくなったらどうしよう・・・不安で押しつぶされそうな毎日でした。

脱毛さえ治れば幸せなのに・・・そう思っていました。

髪の事ばかりにこだわり、囚われて、心は病んでました。

色々な心理の本を読みあさりました。

カウンセリングもいくつか受けました。

でも、心は簡単には軽くなりませんでした。


二度目の出産後は一番ひどい状態で、もうダメだ!と諦めたとき、

一気に刈ってしまおうと思いました。

そして、友人に来てもらい、バリカンで断髪。

その日、まだ小学生だった子供達は、母がいきなり坊主頭になったことがショックだったようです。

断髪してからは、髪の毛は生えてこなくなり、眉毛やまつ毛も抜け、全身脱毛になりました。

全身脱毛になりましたが、心は、今までの状態が嘘のように軽くなりました。

だって、もう最悪の状態だから。

これ以上脱毛がひどくなりようがないから。

やっと心が楽になりました。

治るか治らないか、あとは天にお任せするしかありませんから。


それから・・・、脱毛症は漢方薬を飲んだりなどして、少しずつ治っていきました。


そして、現在は。。。

また抜け毛がひどくなり、多発性脱毛の状態です。

でも、一度、全身脱毛を経験してるので、怖くありません。

脱毛のことを気にしないで生きられるようになりました。



脱毛症で苦しんでいた私ですが、脱毛症によって受ける心の状態の方が問題でした。

その心を軽くするために、たくさんの心理の本などを読んだのですが、これは良いと思ったものをご紹介します。

一つは森田療法』に関するものでした。

私はいつも脱毛症のことで頭がいっぱいで、そこから逃れられずとても苦しかったのですが、この本を読んで少しづつですが、頭から脱毛症のことを追い出すことが出来るようになりました。

簡単に言うと、考えてる暇があったら行動してみなよってことなんですが、それが出来ないから困っているわけですが、この問題を解決へと導いてくれる手伝いをしてくれます。

もう一つ、心を軽くした本を紹介したいと思います。

それは世界のベストセラー本『聖書』です。

聖書を読んでからは、幸せな気持ちで生きられるようになってきました。

聖書の言葉は私に癒しを与えてくれました。

私にとって聖書は脱毛のことから解放される手段でしたが、人それぞれ何か信じるものがあるなら、そこに意識を向けることによって救われることがあるかもしれません。

脱毛症に囚われないで生きていけるようになったことが、今楽しく過ごせている理由ですが、もしも、病気や悩みがあるならば、どうかそれに囚われないで、心だけは幸せに過ごせますように。

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